結論、遅かれ早かれ太陽光パネルは載せるべきだと思っています。
これから家を建てる方は特に太陽光パネルを載せるべきだと思っています。
我が家は太陽光パネルの本当の良さを知らずに新築生活が始まってから後付けで載せる形となりました。
契約したのは新築生活が始まって2カ月目の話です(笑)
これからの時代は、太陽光パネルなどの再生可能エネルギーの普及が世界的に求められています。
日本は特に遅れていますが、確実に普及にむけて進んでいます。
そして何より年々電気代が高騰していっており、そこに順応できる家づくりが必要だと思っています。
今までと同じ電気使用量でも数千円かわってくる時代が近づいています、、、
太陽光パネルをつけるべき理由はこちらの記事にも詳しく書いていますので興味のある方は是非ご覧ください。
太陽光パネルのよくあるイメージとは!はたしてつけるべきなのか!?
載せるタイミングでイニシャルコストも大きくかわってくる可能性があるので、これから家づくりをされる方は是非最後までご覧ください。
太陽光パネルを設置するタイミング
- 家を建てるタイミングで同時に載せる
- 住み始めてから後付けで載せる
タイミングでいえばどちらかになります。
そして家を建てるタイミングで同時に太陽光パネルを載せた方が、イニシャルコストを抑えれて恩恵を最大化しやすいかと思います。
我が家の場合、勉強不足で新築時には載せておりません( ノД`)シクシク…
そんな家を建てるタイミングでの設置ですが、もちろんメリットとデメリットがあるので順番にご紹介していきます。
新築時に設置する場合のメリット
新築時に太陽光を載せるメリットとしてはこんな感じです。
- 費用が安くなる
- 太陽光を想定した構造計画
- 住み始めから電気代の節約ができる
- 家の断熱欠損などのリスクがない
順番に説明していきます。
ちなみに太陽光パネル自体のメリットやデメリットに関してはこちらの記事で詳しく書いています。
太陽光パネルのよくあるイメージとは!はたしてつけるべきなのか!?
費用が安くなる
建物と一緒に太陽光パネルの設置をしてしまった方が、足場の設置などをしなくてよくなるので、費用が安くなりやすくなります。
後付けとなると、太陽光パネルを載せるために足場を組む費用がかかります。
業者さんに確認したところ、足場代だけで数万円~数十万円かかるとのこと。
その他にも配線や配管を通す作業など家づくりと同時にできるので工事費分安くなる可能性が高いです。
太陽光を想定した構造計画
新築の住宅を建てるにあたってイチからすべてを計画をしていきます。
新築時であれば太陽光パネルを載せるために想定して計画を進めることができるので安心感は大きいかと思います。
- 耐震性
- 屋根の向き
- 屋根の形
- 配管を通す穴の場所やパワコンなどをつける場所
後から屋根の向きを変えたりすることはできませんし、耐震性も想定して構造であれば安心です。
住み始めから電気代の節約ができる
新築の引き渡しが完了してから、電気代はかかってきます。
住み始めと同時に太陽光パネルを使って電気代の削減を開始することが出来ます。
後付けであれば、設置が完了するまでに工事や申請などで、半年程度かかってしまいます。
その分の電気代を考えると、、、
家の断熱欠損などのリスクがない
家づくりの計画時から太陽光パネルを想定して計画していくことになります。
配線や配管、設置する機械の場所なども無駄がなく、太陽光パネルを載せるために新たな穴をあけたりする必要がありません。
せっかく家の気密性や断熱性など機能性を上げて快適にして家の壁に新たに穴をあけたくないですよね。
注文住宅で建てるなら快適な家をつくろう!絶対知っておくべき知識!
適当な業者で、断熱欠損したら最悪です。
新築時に太陽光パネルを載せる計画をすることで、そういったリスクはなくなります。
新築時に設置する場合のデメリット
逆に新築時に太陽光パネルを載せるデメリットはこんな感じです。
- 固定資産税が高くなる可能性
- 太陽光パネルメーカーの指定ができない可能性
- 住宅会社によっては割高になる可能性
- 住み始めるまでの期間が本来より遅い可能性
こちらも順番に説明していきます。
固定資産税が高くなる可能性
新築時に太陽光パネルを載せると、住宅会社によっては屋根と一体型のパネルになる場合があります。
その場合は、屋根の価値が上がってしまい、固定資産税が加算される場合があるみたいです。
太陽光パネルメーカーの指定ができない可能性
家を建てる住宅会社によっては、指定出来る太陽光パネルのメーカーが少ない場合があります。
そうなると国内メーカーの割高な太陽光パネルを載せることになるかもしれません。
太陽光パネルは、国内メーカーよりも海外メーカーの方が優秀で安価なものが多いです。
太陽光パネルは最初の設置費用次第で、お得感がかなり無くなってしまうものなので、初期費用に関しては注意して決めていく必要があります。
住宅会社によっては割高になる可能性
住宅会社によっては、太陽光パネルに力をいれておらず、知識も強くない場合があります。
そうなると、本当に安くていいものが採用できるか怪しくなってしまいます。
我が家が選んだ住宅会社さんは太陽光パネルは全然力をいれておりませんでした( ノД`)シクシク…
太陽光パネルは普及させる制度があるので、設置コストが昔と比べると年々安くなってきています。
ですが、相場より割高で施工するところもまだまだ多いみたいなのでしっかり確認する必要があります。
住み始めるまでの期間が本来より遅い可能性
可能性は低いですが、太陽光パネルの設置工事はもちろん、国に申請するものも増えるので住宅会社の段取り次第では、住み始めの期間が延びる可能性もあります。
僕の友人の実際の話です。
段取りが悪く、引き渡しの時期が延びてしまうということがありました( ゚Д゚)
家づくりの優先順位
太陽光パネルを載せた方が間違いなく良いです。
ただ家づくりにおいて優先順位を忘れてはいけないと思っています。
太陽光パネルの設置コストはほぼ回収できるようになっています。
ですが大きく予算オーバーしてしまったり、時間を割いて家の性能自体の計画が適当なものになってしまうと本末転倒です。
家づくりの計画はとても大変なので、優先順位はしっかりもって計画することをおすすめします。
【注文住宅】契約後の打ち合せの流れと内容!我が家が苦戦したこと!
太陽光パネルのメーカーや業者選びを間違えるリスクもあるので注意が必要です。
太陽光パネルは後付けも可能
家づくりにおいて優先順位を決めて計画していくことは大事です。
どうしても新築時に太陽光が設置できない場合は後述する部分を意識して家づくりすると後付けする際にきっと後悔しないと思いますし安心です。
- 屋根の向き
- 屋根の形
- 屋根の材質
- 空配管やパワコン設置場所の確保など事前準備
- 耐震性を問題ないレベルにしておく
順番に説明していきます。
屋根の向き
太陽光パネルの発電は日光がしっかり当たらないと最大化することはできません。
パネルを載せたとき発電効率を最大化できる南向きの屋根にしておくと後悔する可能性は低くなるかと思います。
架台でパネルだけを南向きにして設置できますが費用もかかるうえに見栄えも悪くなります。
屋根の形
どの屋根の形でも基本的には太陽光パネルは載せることはできます。
載せるのに適した形が”片流れ屋根”というのも参考程度にご紹介しておきます。
家族が多くて、電気使用量が多くなりそうならパネルを載せる面積を確保しやすい”片流れ屋根”にするといいかもしれません。
屋根の材質
太陽光パネルを載せるにあたって屋根に穴をあけて雨漏りするリスクを懸念していました。
屋根の材質をガルバリウム鋼板という種類にしておけば、『キャッチ工法』という工法で雨漏れリスクはなくなります。
信頼できる業者や、穴をあけるのに抵抗がない方であれば問題ないでしょうが、気になるのであれば、屋根の材質をガルバにするといいかもしれません。
空配管やパワコン設置場所の確保など事前準備
あらかじめ、家づくりの計画の時点で太陽光パネルを設置することを想定しておくといいかと思います。
太陽光パネルを載せるためには、配線やパワコンなどの機械を設置する必要があります。
事前に配線を通すための配管準備や設置場所の確保をしておくとスムーズに太陽光パネルを設置することが出来ますし、後から穴を空ける必要がなくなります。
耐震性を問題ないレベルにしておく
家の耐震性の基準は昔と比べて良くなってきているみたいです。
それでも低い耐震等級だと地震大国の日本では足りないレベルです。
出来る限り耐震等級をあげておくべきだと思っています。
太陽光パネルを載せるくらいではそんな変わらないみたいですが、地震に強い家にするために工夫を加えると安心です。
耐震等級の基準を満たしていくのは当然ですが、家の形をシンプルな四角にしたり、屋根を軽くすると効果が高くなるみたいですので参考までに。
住宅会社の担当の方に前もって相談しておくといいかもしれません。
おわりに
今回は太陽光パネルに関して書いていきましたが、事前準備さえしっかりしておけば、後付けしても問題ないものではあります。
我が家も家づくりをイチから計画して本当に大変だったと思っています。
勉強することやリサーチすることもめちゃくちゃたくさんありました、、、
そんな家づくりだからこそ優先順位をしっかり決めて計画していくことが大事だと痛感しています。
偉そうにいってますが、失敗しまくった反面教師です(笑)
家の機能性や構造に関しては変更がきかないので、しっかり加味して計画していきましょう。
次は、太陽光パネルのおすすめのメーカー紹介をしていきますので、興味のある方は是非ご覧ください。
最後まで読んでくださってありがとうございます♪
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