注文住宅で家づくりを始めて、窓についても調べていったわけですが、
”窓の性能の違いでいろんなメリットをもたらしてくれる”
ということを知ることに!
結果、我が家は住宅会社のHMさん標準仕様で窓は決定しようとしていましたが、その決断を急遽変更することになりました( ;∀;)
もっともっと早く勉強しておくべきだったとかなり後悔!(笑)
前回の記事で窓の事を書いてます。
そして配置と大きさに関しては採光率や換気率を考えて決定しました。
採光率や換気率はさすがに設計士さんなどに教えてもらいながら考えていきました( ;∀;)
採用した窓のことについて調べていくうちにいろんな情報が入ってきて、我が家はこんな感じになりました。
住宅会社の標準であるLIXILの ”サーモスⅡH”を採用しようとしていましたが、YKK APの”APW330”を採用しなおしました!
- 窓の重要性を知って、家の機能性向上!
- 住みやすい家づくりをしたい方に知っていてほしい知識をご紹介!
- 長く住める家づくり
大事な部分なので、記事としてこれから家づくりを考えている方の参考になればと思います♪
これから家づくりを予定している方!【窓選び】は大事です!
窓の重要性について
窓の性能が上がるといろんなメリットがあります。
- 快適な生活環境
- 光熱費の節約
- 家の寿命を短くする原因を軽減
- 健康リスクの軽減
”窓”は熱が出入りする部分!
- 冬→熱の52%が窓から逃げる
- 夏→熱の74%が窓から入ってくる
窓選びを失敗してしまうと、冬寒くて、夏暑い家確定となってしまうわけです。
ホント重要ですね!
断熱以外にも窓によってさまざまなものが関係していきます。
通風や採光、換気といった部分です!
今回は窓の性能の部分に関して特にふれていきます
光熱費の節約につながる
窓の性能があがることで家の温度が外の気温に左右されなくなります。
結果、エアコンなどの光熱費が抑えられて節約につながってきます(^^)/
健康リスクの軽減
窓の性能で断熱が担保されていると、冬の夜中や朝方の室温が保たれやすくなります。
その結果、布団などから出た時の温度差によるヒートショックなどのリスクを軽減できるみたいです!
歳をとってくるとこういった部分も視野にいれとかないといけないですね( ;∀;)
家の寿命を短くする原因を軽減
窓の性能が悪いと、住みにくい家になるだけではなく、家の寿命を短くする可能性がでてくるわけです!
寿命が短くなる原因のひとつは”結露”です!
窓の性能が悪いことで、この”結露”が発生しやすくなります。
せっかく注文住宅で自分達の理想を詰め込むのであれば、最低限の機能性は担保していくべきだと思います!
他にも調べる事、勉強するところが多いので、”窓”に着目していなかったというのが我が家(‘_’)
我が家みたいに勢いで家を購入する方は特に注意です( ;∀;)
窓の性能が悪いとその分、”結露”が発生するリスクが高くなります。
この結露が起きると
- 窓のサッシ周りを固定している木材が結露した水分が原因で少しづつ腐っていく可能性がある
- カビ・ダニなどが発生する原因になる
こういった良いこと無しの状態になりかねないんです!
結果、家の寿命が縮まったり、断熱性能の低下にもつながってくるわけです。
こういった部分をみるとめちゃくちゃ大事だと思いませんか?
窓の重要性を考えてしっかり検討していくことが大事になってきます。
窓の素材や性能について
窓の性能を上げる必要性がなんとなく分かっていただけたと思います。
”結露”のリスクをおさえるために窓の性能を上げる必要があります。
そのためには、素材にとことんこだわるべきです!
熱伝導率が低く、断熱性が高いものを選ぶことで”結露リスク”を軽減しましょう!
地域区分で断熱などの基準が変わってきますので、自分達の地域に合わせてこだわりましょう!ちなみに我が家は鹿児島なので『地域区分7』の基準値をもとにこだわっています!
日本は南北に細長く四季の違いもあるため、「省エネルギー基準地域区分」として「1~8」の8つの地域にわかれ、「断熱性能の基準値」「日射遮蔽性能の基準」が地域ごとに設定されています。地域によって求められる断熱性能が異なり、達成すべき基準値が変わってきます。北海道など寒い地域ほど番号が小さく1地域、南下するにつれ番号が大きくなり暖かい地域の沖縄は8地域に指定されています。
引用:リクシル株式会社 https://www.lixil.co.jp/
素材の種類や特徴
いろんな素材を使用されているわけですが、まずは素材について(^_-)-☆
窓全体 (ガラス・サッシ)の素材を熱が通りにくい素材にする必要があります。
まずは素材として一般的にこういったものがあります。
・木製
そのままですが、木製のサッシです。
木製でもいろんな種類があり、風合いがとても魅力的!
質感も”木”ならではで、熱伝導率も低く、断熱性でいったらかなり高いみたいです。
弱点としてはやはり耐久性の部分。
腐食や劣化、”木”特有の狂いで耐久性が懸念されます。
もうひとつは防火性です。
最近は耐久性を上げる工夫をしたものもあるみたいなので、採用される方はしっかり調べて検討してくださいね♪
我が家の属性的には、いろんな意味で敷居が高いです( ;∀;)
・樹脂
樹脂というとプラスチックのイメージかと思います。
窓のサッシに使うのは、塩ビ樹脂といって塩からとれる塩素と石油でできた物。
従来の樹脂とは違い、耐久性もあがっていて断熱性、気密性、水密性にすぐれているのものを使います( ;∀;)
断熱性は木製にかなわない感じですが、断熱性を上げるならこの”樹脂”は必須かと思います。
樹脂の熱伝導率はアルミの1000分の1ほど。
・アルミ
窓のサッシの素材としてごく一般的な素材。
錆や劣化などに強く、耐久性に優れています。そして防火性もあって軽い。弱点として熱伝導率が高くて、断熱性に弱いという特徴があります( ;∀;)
・樹脂とアルミの複合
日本では、この複合サッシの割合が多いみたいです。
標準のものがこのタイプでした。
窓の室外側に耐久性の高いアルミ素材、室内側に断熱性の高い樹脂素材を使用するというもので、それぞれの強みをいかした、構造です( ;∀;)
この中で一般的に多いのは
”樹脂とアルミの複合”と、”オール樹脂”にするかだと思います。
”木製”も魅力的ですが今回は割愛します。
複合サッシと樹脂サッシについて
それぞれの特徴を書きましたが分かりやすいようにおおまかにしたものを図にするとこんな感じです。
アルミと樹脂の特性
複合サッシとオール樹脂サッシを比較
家の寿命を縮めかねない”結露”は外気と室内の温度差で発生します。
大体窓の表面温度が9℃を下回ると結露するとのことです。(露点温度)
そこを踏まえた上で、複合サッシとオール樹脂サッシを比較するとこんな感じみたいです。
気温0℃で室内20℃でのそれぞれの表面温度
- アルミ樹脂複合で普通に5℃以下になる 結露のリスク普通にあり
- オール樹脂だと10℃ほどで留まる ギリギリだけど露点温度より下回らない
結露する可能性が高いのは、前者のアルミ樹脂複合です。
オール樹脂で確実に結露が防げるとはいいきれませんが、出来る限りマイホームの寿命なども考慮していくべきだと思います!
ガラスの種類でも性能アップ
基本的にガラスが、窓で一番冷えにくい場所らしいです。
サッシとガラスの組み合わせで、窓の性能自体を向上させていきます。
ガラスは、普及している中でLwo-E複層ガラスであれば普通にガラス自体の断熱は担保できるみたいです♪
ガラスに関しては、標準でもこのLwo-E複層ガラスを採用されているので簡単に♪
温暖地域の我が家には無縁ですが、複層ガラスのトリプルまであるらしいです!
中空層の空気の部分に、不燃性の不活性ガスであるアルゴンガスを入れることで、さらに断熱性を向上させれるみたいです!
この部分もグレードがあり
乾燥空気<アルゴンガス<クリプトンガス<真空
の順で性能が向上していくみたいです。
我が家が採用した窓
実際に住宅会社で標準が、複合サッシでした。
ですが急遽変更( ;∀;)
YKK APの”APW330”に決定です!
オール樹脂で、機能性が上のこちらを改めて採用しなおしました!
”結露”のリスクを少しでも軽減するためです。
もちろん追加費として約15万円ほど上乗せです。
我が家の地域に合わせたいい塩梅の窓を考えた時にちょうどいいかと思いました(^^)/
詳しく知りたい方のために YKK AP株式会社 https://www.ykkap.co.jp/
まとめ
窓に関して我が家はギリギリまで勉強していませんでした。
窓でかなり家の機能性がかわってくるので、お金をかけるべきと判断しました。
地域性もあるので、一概には言えませんが、自分達の地域にあった塩梅で窓の性能はあげていきましょう♪
最後まで読んでくださって有難うございました♪
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