我が家は注文住宅で家づくりをして現在はマイホームで快適な生活を送れております。
そして今回のタイトルにある”太陽光パネル”を導入してから約1年が経ちました。
この1年間で、私たちは太陽光パネルが持つ様々なメリットやデメリットを実感することができました。
太陽光パネルに関する知識やメリットデメリットに関しては別記事でご紹介していますので興味のある方は是非そちらもご覧くださいな ♪
今回は太陽光パネルを実際に使用してみた感想や実際の使用量、料金などをご紹介していくので検討中の方はお役立て下さいませ ♪
いろいろ悩んだ結果”太陽光パネル”に関しての記事が他にもあるので興味がある方は是非 ♪
太陽光パネルを採用するか悩んだ理由と決めた理由
別記事でも触れていますが、結局我が家は”太陽光パネル”に関しては家づくりの時ではなく、完成して暮らし始めてから設置しています。
正直太陽光パネルは知識を得る前はあまり良いイメージが無く、設置するか悩んでいました。
我が家が家づくりの計画の中で太陽光パネルを採用するか悩んだ理由としては、
- 初期投資に対して採算が合わないのでは
- 現在の売電価格への不安
- 故障やメンテナンスに関する知識
などが理由で悩んでました。
太陽光パネルを設置して採算が合わないのでは?
と思ってる方も少なくないのではないでしょうか。
我が家も採算が合わないのでは?と思っていました!
ですがいろいろ調べた結果、結論損をするどころか得なうえに将来への備えにもなるということが分かりました。
- 初期投資分は回収する事が出来る
- 太陽光パネルの恩恵は売電だけではない
- 将来性を加味すると設置するべき
前述した悩みは太陽光パネルに関する知識を身につけたことで払拭する事ができたので設置する事を決めました。
詳しくはこちらの別記事のでご紹介しているので是非ご覧ください ♪
太陽光パネルのよくあるイメージとは!はたしてつけるべきなのか!?
我が家の太陽光システムの詳細
それではみなさんが一番気になるであろう実際に使用して得たデータを紹介していきます。
その前に我が家の太陽光システムの詳細を紹介していきます。
我が家の太陽光システムに関する詳細はこんな感じです。
太陽光パネルのメーカー | カナディアンソーラー |
総出力 | 9 kwh |
買取単価 | 19.00 (円 / kwh) |
蓄電池の有無 | 無し |
太陽光設置費用総額 | ¥1,520,000 (税抜) |
我が家の1kwhあたりの単価 | ¥168,888 |
2021年 1kwhあたり相場価格 | 約28万円 |
1年間の発電量と売電価格の実際のデータ
我が家が太陽光システムを採用してから約1年分の発電量や売電の情報です。
3人家族ですが電気は惜しげもなく使用しています(笑)
ちなみに我が家はオール電化で約30坪の平屋になります。
地域や家の屋根の向き、立地などでデータ自体はかなり変わってくるので参考程度でみてくださいね。
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※我が家は8月から売電スタートしていて初月は19日間になります。
月日 | 発電量 | 電力会社に売った売電量 | 売電価格( 19.00円 / kwh) |
7月 (19日間) | 780.6 kwh | 628.8 kwh | ¥11,947 |
8月 | 1321.4 kwh | 1084.4 kwh | ¥20,603 |
9月 | 1049.6 kwh | 863.7 kwh | ¥16,410 |
10月 | 1055.6 kwh | 926.5 kwh | ¥17,603 |
11月 | 748.5 kwh | 655.4 kwh | ¥12,452 |
12月 | 711.2 kwh | 583.8 kwh | ¥11,092 |
1月 | 765.6 kwh | 627.5 kwh | ¥11,922 |
2月 | 779.9 kwh | 661.0 kwh | ¥12,559 |
3月 | 1057.1 kwh | 950.1 kwh | ¥18,051 |
4月 | 1072.8 kwh | 957.6 kwh | ¥18,194 |
5月 | 1297.5 kwh | 1133.3 kwh | ¥21,533 |
6月 | 933.9 kwh | 735.8 kwh | ¥13,980 |
計 | 11574 kwh | 9808 kwh | ¥186,352 |
約一年使用してこんな感じになりました。
我が家の買取単価は1kwhあたり19円で、実際に発電したのは年間11574kwhです。
自家消費が無ければ¥219,906の売電収益を得たことになります。
自家消費分を差し引くと発電量が9808kwhで¥186,352です。
昼間に使用する電気はもちろん太陽光で発電した電気で暮らしています。
計算は割愛しますが、昼間の自家消費分を月間で考えてみると約2,800円ほどを太陽光で賄えてます。
導入して一年使用した感想
実際に太陽光パネルを使用してみて率直な感想ですが、導入して良かったと感じています。
機械なのでもちろん故障リスクの可能性はゼロではないです。
そういったわずかな不安要素はありますが、それ以上に電気代が抑えられたり発電した電気を売電して、その費用で太陽光パネル代を相殺してくれるので家計を圧迫する事はほぼありません。
むしろ昼間に使用する電気も発電した電気で補います。
電気代も結構安くなるのでそういった部分でも良いと感じています。
電気代は高騰していく一方なので将来的にみても太陽光パネルの恩恵は大きいと感じています。
1年経過した現在、実感しているメリットとデメリット
導入する前に太陽光システムに関して調べることになるわけですが、良く出てくるメリット・デメリットはこんな感じです。
我が家もこういった内容をみて検討してきました。
〇メリット
- 電気代の削減、節約効果
- 売電収入が得られる
- 停電や災害時でも電気を使用できる
- 環境にやさしい
〇デメリット
- 天候に左右される
- 設置費用が高い
- 故障リスクや定期的なメンテが必要
- 雨漏りリスク
- 屋根が重くなって耐震性が低下する
他にもありますがざっとこんなところが良く挙げられるメリットとデメリットでした。
こちらの記事でメリットやデメリットについて詳しくご紹介しているので興味のある方は是非ご覧ください ♪
太陽光パネルのよくあるイメージとは!はたしてつけるべきなのか!?
一年使用してから感じるメリット
太陽光に関して調べたら出てくるメリットや印象が実際に使用してみてどうだったのかを述べてきます。
・電気代の削減、節約効果
電気代が高騰していく一方なので確実に効果を感じています。
直近では2022年12月~2023年2月までの電気代が燃料費調整費としてかなり高額な請求になりました。
その後少し落ち着きましたが今後も高騰の可能性はあるので太陽光パネルで自家消費分を賄えるようにしておくのは大事かもしれません。
・売電収入でお得感を感じれる
現在は一昔前と比べて売電単価が少なくなってきています。
我が家も単価が低くなったことで採算が合わないのではと思って悩んでいました。
ですがその分、太陽光パネルを導入するときの設置費用が安くなって初期コストが抑えられるようになってきています。
今のところシュミレーションどおりの数値が出ているので、このままいけば間違いなく売電での収入のお得感を感じ続ける事が出来ると思います。
・停電や災害時
ここに関しては災害などが無いのに越したことはありません。
でももし災害があって電気などのインフラに支障が出た場合に電気が少しでも使用できると考えたら安心感があります。
今のところは平和で災害時にはどうなのかは不明となっています。
・環境にやさしい
製造過程や太陽光パネルを廃棄するときに環境にやさしくないのではという声があります。
確かにそうかもしれまんが、太陽光パネルなどの再生可能エネルギーで暮らすことで環境にやさしいという方を信じてます。
一個人なので大それた事は言えませんが、世界的にみて太陽光パネルなどの再生可能エネルギーを普及させようという流れは変わらないかと思うので正解だったと信じています(笑)
一年使用してから感じるデメリット
次に、太陽光システムに関して調べるとよく出てくるデメリットに対して実際に使用してみたらどうだったのか述べていきます。
・天候に左右される
よくあるデメリットとして挙げられていますし天候に左右されるのは間違いないです。
ただ太陽光パネルでの発電は日ごとではなく、年単位の平均値などを算出して試算していきます。
梅雨時期などはもちろん天気の影響で発電量が落ちますが、逆に春や初夏の月などは発電量が増えるので平均で考えると大体シュミレーションどおりになります。
”天候に左右される”というデメリットに関しては、前もってシュミレーションで算出できるのでそこまでデメリットと感じる事はなかったです。
・設置費用が高い
太陽光が普及しはじめたときは、設置費用が高かったのでその時のイメージがどうしてもあるのかもしれません。
その反面、売電する時の買取り価格は年々確実に安くなっていきます。
設置費用の高いイメージと、売電価格の低下で採算が合わないんじゃないかと我が家も不安がありました。
ですが設置費用も年々確実に安くなってきています。
ただあくまも設置業者の価格設定次第にはなるので太陽光パネルを設置するなら業者選びは慎重にする必要があります。
家を建てる時に工務店やハウスメーカーが1kwあたりの単価がどのくらいなのか確認して相場と比べてみてください。
太陽光パネルは、最初の初期コストがどのくらい抑えられるかがキモなので、相場またはそれ以下に抑えられるようにしましょう!
・故障リスクや定期的なメンテが必要
太陽光パネルは機械なので壊れるリスクは間違いなく存在します。
故障のリスクはありますが、その分メーカーごとに保証があるので、保証期間はわりかし安心です。
定期的なメンテに関しては、どうしてもパワコンといって発電した電気を使用できる電気に変換する機械が消耗品で約10~15年で交換する必要があるみたいです。
大きさによりますが、こういった消耗品を交換する費用が必要になってきます。
ただ売電する10年間の間にその分は補えるはずなので、よほどひどくなければ赤字になることはないかと思います。
ここも最初にかかるランニングコスト次第でおおきくかわってくるので、設置費用は出来る限り安く抑える努力をしましょう!
・雨漏りリスク
太陽光が普及しはじめの頃は屋根に穴をあけて設置する事もあったので雨漏りリスクが存在しているみたいです。
現在は”キャッチ工法”といって屋根の構造次第ではありますが、屋根に穴を空けることなく設置する事ができます。
穴を空けない工法であれば雨漏りリスクを心配する必要はないので、このよくあがってくる雨漏りリスクのデメリットは心配ないと言えます。
・屋根が重くなって耐震性が低下する
屋根が重くなって耐震性が低下する可能性はゼロではないです。
載せる量にもよるので一概には言えないですが、多く載せる予定なのであれば、それなりに家の耐久性をあげて家づくりをしておく必要があります。
事前に耐久性を上げるなどの工夫があればこのデメリットはカバーできるので、これから検討する方は是非頭にいれながら計画してみてください。
おわりに
太陽光システムは相場どおりの適正価格で導入する事が出来れば、得られる恩恵は確実にありますが、最初の業者選びなどを間違えてしまって初期費用が割高になると採算が合わなくなる可能性はあるので注意が必要です。
太陽光システムに関しては年々制度の内容が変化しているし、導入費用が変化しているので家づくりで難しい分野かと思います。
業者や営業の言われるがままだと知らないうちに採算の合わない太陽光システムを導入してしまっているなんてこともあるみたいなのでしっかり学んでおきましょう!
今回は我が家の太陽光システムを導入してからの発電量や売電価格の紹介などをしていきました。
少しでも参考になれば幸です。
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